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ブランディングの主役は社員の一人ひとり

brand 2019.01.06

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前回は経営者から見た時のブランディングについてお話しました(→記事参照)。
また、お話についても以前お話しました(→記事参照)。


今回はブランディングにおける社員一人ひとりのお話です。

前回までの記事だとひょっとしたらブランディングは経営者が考え経営者の話を聞けば実現できるのではと思っている方もいるのではないでしょうか?もちろん、会社の経営に責任を持つ経営者にその話を聞くことや、経営者が中心的な存在になってブランディングを推進していくことは大事です。ただ、経営者だけがブランディングに取り組んでも残念ながら何も動きません。。。なぜかって、皆様もご存じの通り会社を動かしているのは社員の方お一人おひとりだから。だからブランディングの主役は社員の方なんです。

ブランド構築の過程でも社員の方のお話をおうかがいします。社員の方の中にお持ちの会社の強みや文化など、潜在的な価値の棚卸を行ってブランドの整理を行います。そこから導かれブランド規定をするのですが、

本番は決めた後!

そのブランディングを社員の方お一人おひとりが腹落ちしてどれだけ実践できるか。そこにブランディングの成否はかかっています。


社員の方が実践する方法は意外と簡単!?

その腹落ちをして動くためにブランディングで大事なことは、ブランドで決めた企業や商品の約束を実現するために、社員の方一人ひとりが自分の担当領域で行動すること。そのためには、ブランド規定という大きなテーマを自分たちが食べられる内容に噛み砕き、しっかりとご自身の中に入れることが何より重要なのです。

こういうと、なんだか大変なことをやるように感じるかもしれません。
ただ、やる作業は意外とシンプルです。


まずは、腹落ちさせること!
ブランド規定の中で【タグライン(そのブランドを一言でいうとどうなるか)】や
【ステートメント(ブランドの約束を文章にしたもの)】を決めます。
それをしっかりと社員一人ひとりにご説明します。
この伝えて理解するということがブランド実践のベースです。
ただ、この状態は、「わかった!」というだけ。。。


次は自分でやってみる!
わかっただけではなく、実践!
そのためにやることは、
「ブランドの約束(タグライン・ステートメント)を実現するために
 あなたができることは?
 あなたがやらなければならないことは?」
と問い自分なりの答えを出すこと。これをやることによって社員お一人おひとりがブランドの主役になりなります。
会社のことではなく自分のことになります。
これができるかできないかがブランディング成否のポイントです。


その後は、やってみてできたかどうか振り返り!
理解して、やってみて、終わりにしないでくださいね。
できたかどうか振り返りましょう?
そうしたらうまくいったこと、うまくいかなかったことがわかります。
うまくいかなかったことはなぜかを検証し、改善しましょう。


これを愚直にやり続けるだけでブランドはできます。



この作業をまずは個人、その次にチームでやりましょう。
そしてチームが集まったらブランドそのものになります。

ほら、ブランドを作る上の主役は社員お一人おひとりだったでしょ。

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